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水分補給で重要なこと

水分補給で重要なこと

日本人の70%が水分不足であり、一日の必要水分量を摂取できていないそうです。
 しかし「水分補給が大事というのは分かっているけど、一体どのくらい摂れば良いの?」と疑問に思うところですよね。また「水分って水じゃないとダメなの?」「お茶やコーヒーではダメなの?」というような声をよく耳にします。
 そこで今回は、一日に必要な水分量や水分の重要性、水の善し悪しについてご紹介します。
まずは一日に必要な水分量ですが、厚生労働省によると、成人が1日に必要とする水分量は2.5Lです。もう少し細かくいうと、必要水分量は年齢や体重で異なります。例えば、年齢が60歳で体重60kgの場合の必要水分量は1.8Lです。年齢が25歳で体重50kgの場合は、必要水分量が2.0Lとなります。何故約2.0Lも必要なのか?それは1日の水分消費量を補うためです。ヒトは尿や便、皮膚および呼吸から蒸気として出る分、また汗や涙なども含めると1日約2.0L近くの水分が消費されています。そのため、必要水分量が約2.0Lとなるわけです。

水分補給のためには「水」でないといけないわけではありません。普段の食べ物にも水分は含まれています。料理を作る際に水を使う機会も多いのではないでしょうか?また野菜やフルーツにも含まれているため食事だけで日々水分補給は出来ています。しかしそれだけでは2.0Lも補えませんので飲み物として水分補給をする必要があります。
そこで、飲み物は「水」でなければいけないのかという話ですがお茶やコーヒーなどの清涼飲料水でも補給することは可能です!しかしお茶やコーヒーはカフェインが含まれており利尿作用によって尿として出ていく水分量が増えてしまいます。またジュースなどの甘いものは酸味料や砂糖が大量に使用されているため水分補給を目的として飲むものではありません。よって、水分補給のための飲み物は「水」が理想的です。
ではどのような水がいいのか?水には「質の悪い水」と「質の良い水」があります。質の悪い水というのは具体的にいうと水道水のような水です。水道水には鉛などの有害金属が含まれて体内酵素の働きを阻害してしまうため飲み物としてはもちろん、可能であれば料理に使う水も避けた方がよいでしょう。海外に比べれば日本の水道水はそのままでも飲めるくらい良質な水ですが、健康や美容を重視するならまずは水から変えていく必要があります。
次に質の良い水とは何か?良質な水を選ぶ際には3つのポイントがあります!①加熱処理されていない水…これは加熱処理をしてしまうと水に含まれているミネラルも壊してしまうからです。
②十分に有害金属が取り除かれている水…ミネラルウォーターはほとんどの有害物質が取り除かれていますので水道水よりミネラルウォーターの方がよいでしょう。③界面活性力(油を溶かす力)、酵素活性力が高い水…これらの能力が高い水は体内での消化・吸収などの代謝に関わるためです。

コロナの影響により、マスクを着けていることが多いため口周りの湿度が保たれていることから水分不足に気付きにくくなっています。だからこそより意識的に水分補給する必要があるのです。
たかが水と思うかもしれませんが毎日、何かしらの形で摂取しなければなりません!塵も積もれば山となる…水道水の有害物質やジュースに入ってる砂糖もそうです!これから何年、何十年と付き合っていく体ですからより大切に細かなところまで配慮していきましょう。

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