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腰椎分離症

腰椎分離症

今回は腰椎分離症についてのご紹介です。
1⃣腰椎分離症とは?
椎骨の椎弓と言われる部分(腰椎の後方部分)が分離している状態をいいます。つまり骨折の一種なのです。症状は腰痛はもちろん、臀部や大腿部にまで痛みが出現することがあり痺れが出ることもあります。また腰を反らせた際に痛みが強くなる事も特徴の1つです。腰椎分離症の症状は人それぞれで痛みが強い人もいれば、分離症になっていても痛みが少なく分離症だと気づかない方も多いのです。分離症だと気づかなかった若しくは診断を受けたが治療を受けずに放置していた…などの場合、すべり症も併発する可能性が高くなるため腰痛が長引いている方は一度医療機関を受診することをお勧めします。

2⃣腰椎分離症の原因
分離症は成長期の子どもに起こりやすいとされており、特にスポーツ練習などで腰部に繰り返し負荷かがかる生活をしていたり、ジャンプや腰を捻るような運動を続けることにより骨(椎弓)にヒビが入り分離症となります。椎弓の一部は衝撃に弱い部分もあり5つある腰椎の中で一番分離症が起きやすいのは5番目の腰椎で形状からしても負担がかかりやすく圧力を受けやすいです。そのためスポーツをしているお子さまがいるご家庭は腰部下部(ベルトを巻くあたりの位置)に痛みを訴えた際は分離症の可能性もあるため注意しましょう。

3⃣当院での治療法
当院では分離症を治すというよりも分離症による身体の負担の軽減に力を入れています。なぜなら分離症がどの状態にあるかにより治療が変わるからです。分離症を「治す」となると骨折の初期段階に治療をしなければ治すことは難しく、骨折してからある程度経過してしまうと変形した状態で癒合してしまったり偽関節(骨がしっかりくっついてない状態で固まってしまい関節のように動いてしまうもの)になっていると骨を正しい位置で癒合させるのは困難になります。当院では分離症初期段階の方が来院されることは少なく、ほとんどが骨癒合の時期を過ぎた方、すべり症の併発している方が多いです。そのため分離症の治癒というよりも身体にかかる負担の軽減を念頭に施術をしております。具体的には、マッサージや筋膜リリースなどの手技で筋肉や関節の柔軟性を高め身体機能を向上させ、治療機器や矯正器具を用いて骨格の調節をします。これは負担の軽減には重要なポイントで身体に歪みがある状態では前後左右アンバランスに負担が身体にかかるため、マッサージと電気治療のみだと一時的に症状が和らいでも数日後には元の状態に戻りやすいのです。より治療効果を高め再発を防ぐためにも骨格矯正を取り入れる必要あります。他にも急性痛の場合は炎症症状を抑えるのを主とした施術もあり、あらゆる痛みに対応することが可能です。分離症を含む腰痛にお悩みの場合はお気軽に当院までお問い合わせください。ご予約や料金、施術時間につきましても随時お電話やLINE公式アカウントにて承っております。心よりお待ちしております。

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