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よくふとした拍子に足を攣ったり、背伸びしただけなのに首や背中を攣ることはありませんか?
皆さんはなぜ攣るのか、原因は何かお考えになった事はありますでしょうか?今回は攣る原因と対処法についてお話していきます。

筋肉が攣るという状態は筋肉の異常な収縮によるものです。これは筋肉が縮みすぎないようにするための機能を持つ「腱紡錘」の働きが低下すると筋肉が異常な収縮をして痙攣を起こしてしまうのです。
ではなぜ、腱紡錘の働きが低下するのか?大きな原因はミネラルバランスの乱れによるものです。関係するミネラルはカルシウム・カリウム・マグネシウムです。カルシウムとカリウムは筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにする働きを持ち、マグネシウムはカルシウムとカリウムの調節をおこなう働きを持ちます。要するに3つのミネラルの働きを基にするとマグネシウムが不足することが一番の原因とも言えます。
発汗による脱水や冷えはミネラル不足に繋がるため、運動後や普段水分摂取量が少ない人も攣りやすいです。。
ミネラル以外に考えられる原因は加齢による腱紡錘のセンサー機能低下、筋疲労、神経障害なども挙げられます。そもそも腱紡錘や筋肉・神経の状態が悪い場合、ミネラル量が十分であっても攣ることはあります。また、妊婦さんは特にマグネシウム不足になりやすいため要注意です。

これらの原因に対する対策として、まずは水分・ミネラルはこまめに補給するよう心がけてください。とくにスポーツの前後や就寝前など不足する前に摂るようにしてください。次に体を冷やさないように注意して下さい。身体が冷えることによって筋肉や関節の動きが鈍りそれぞれが正常な働きができなくなるため適度に屈伸運動等をして血行促進させたり、湯船に浸かるなどして体温をあげましょう。最後に筋肉の働き改善・身体疲労回復の為にカルシウム・カリウム・マグネシウムの摂取を心がけ、タウリン・ビタミンB1・クエン酸なども摂り入れるようにすると良いでしょう。また負担をかけない事も大事です。高いハイヒールは下肢筋になり負担がかかりますのでなるべく低めの靴を選択しましょう。他にも就寝中の工夫も重要で寝ている間も呼吸や汗で水分が奪われるため就寝前に少量でもいいので水分補給をし、重い布団は避けるようにして下さい。重い布団と掛けることにより足関節が伸ばされた状態が続いてしまい、ふくらはぎの筋肉が収縮した状態が続くため結果的に攣ることに繋がります。

以上のようにお家で出来る対策がたくさんあるため、普段攣りやすい方はどれか1つお試しください。食生活や水分補給などで変化がない場合は身体そのものに原因がある可能性が高いため運動や疲労回復、身体バランスの調節が必要になってきます。食生活等で改善しない際は一度当院までご相談ください。疲労回復や骨格バランスの調節等であればサポートできることが何か一つでもあるかと思います。お電話やLINE公式アカウントにてお問い合わせお待ちしております。